とあるWebサービス社長の禁書目録
先日、ひょんなことからわたしが愛用するWebサービスの社長と飲んだ。
いちWebサービスに関わる者として、なんだかお話がとても面白かったので備忘のために録するよ。
その日は社長と1か月後に入社予定の未入社社員の2人、それにわたしたちユーザーが6人という構成だった。いやていうか未入社社員連れてきたのすごくない??なんで??むしろあなたもよく来ましたね!?というわたしたちの問いかけに社長はにこやかに「いやぁね、こういう人たちがサービスを使ってくださってるんだな~っていうのを知ってほしくて。」なるほど。未入社社員もうなづいたよ。未入社社員もわらったよ。
「サービス側から見てると忘れがちだけど、サービスの向こう側には1人1人使ってくださっているユーザーさんがいるっていうことを忘れないようにしないといけなくて。」
「画面の向こうには生身の人間がいる。あきやばしさんとか〇〇さんとか1人の人間がいる。」
「機能開発するときも〇〇さん喜んでくれるかなぁ~。って実際に使っているユーザーさんの顔を思い浮かべながら開発してるんです。」
確かに、画面を見てるとペンネームとかアイコンが出てきてインターネット上のひととして認識してしまうけど、それを打っているのだって生身の人間だもんなぁ。いまわたしは抹茶ラテを飲みながら渋谷のカフェでこのブログを書いてるけど、同じようにリアルでは会ったことないけどTwitterでリプしてくれるひともみんな実在してるんだよなぁ。当たり前だけど。
社長が作ったWebサービスはこのブログと同じように発信系のサービスで、わたしは承認欲求を満たしたくて使ってます!と恥ずかしげもなく言ってるのね。
そんなわたしに社長が「あきやばしさんには承認欲求を超えて自己実現欲求を満たしてもらえるようなサービスになれるように頑張ります!」と別れ際に言った。
承認の欲求・・・「褒められて嬉しいのが行動の動機になるのは幼稚園児かせいぜい小学生まで」という文章を見たんだけど…ェ…???アラサーだけどまだ褒められて嬉しいし褒められたときの文章永遠にスクショして読み返してるんだけど………。アラサーなのにいつまでも承認欲求をもとめ続けているよ。
でも社長の言葉でちょっと考えた。自分がそのサービスを使ってどんな自分になりたいか。成長を遂げたいか。自分にはどんな創造的欲求があるのか、同じサービスを使っている仲間たちになにが貢献できるか。表現活動を見てくれている方(たまにコメントとか投げ銭的なアレをもらったりする)に対してどんな価値を提供できるか。 考えたがやっぱりまだ自己実現したい!!!という欲求よりもイイネもらって嬉しい!!!という俗っぽい感情のほうが強いんだよなぁ………。
Webサービスを使うとき、皆が自己実現するぞー!オー!と強い気持ちで使っているわけではない。ただ楽しいから、コミュニティができるから。(=所属と愛の欲求)で使っているのもそれはそれで正しい使い方だよね。少なくとも私はそうだぜぇ。
オリンピック延期か…。
せばまんつ!
人柄キャプテン
スポーツ少年団に所属していたわたしは、毎週火曜日と木曜日に一度家に帰ってきてから粉ポカリを作って学校に戻っていた。
同級生や先輩とスポーツをしている時間はとても楽しい時間ではあったが、運動音痴なので少しの息苦しさも感じていた。わたしの幼なじみであり大親友は正反対。母親が指導者をやっていたあいつは、やはり血の力は強しでスポーツが万能だった。バスケットボールもソフトボールも水泳もかけっこも全て1位を争う実力だった。
で、それでだ。
リピートアフターミー母親が指導者をやっていた…OK?アーハーン…お母さんが監督、OK?ということでやつは一番バスケが上手いのにも関わらずキャプテンになることが出来なかった。今でいうぴえん案件なのだが、それで白羽の矢が立ったのがすっとこどっこいあきやばし。当時のわたしは今よりダークではなかったし今より八方美人で誰からも嫌われたくない・敵を作らない人間であったので、適任だと思われたのだろう。
「スタメンじゃなかったのに人柄だけで選ばれてキャプテンになった」と今では笑い話にして言えるが、当時は本当の本当に嫌だった。
そりゃ傷つくよネェ!?!?!!?ド下手なのにキャプテン。控えメンバーでベンチを暖めているあの子が試合終了後急に誰よりも大きな声で皆を整列させ「ありがとうございました!」と叫ぶ。驚くよネェ。背番号確か13番。4,5,6,7,8,9,10,11,12,13←ココ。男子のキャプテンは勿論一番上手い子がなっていた。そりゃそうだ。きっと今にして思えばなにか大人たち指導者の思惑があったのかもしれないが、小学生のわたしにはきつかった。もう本当に嫌だったわ…。ただでさえスポーツができないことで傷ついていたプライドがもうぺしゃんこになってアルミ缶。缶蹴りで飛ばされていくようだった。
多分そのときにつらすぎて(もちろんメンバーは皆優しかったし、悪口を言われた覚えはひとつもないのだが)防衛本能から記憶があいまい。だけどそのときに励ましてくれた母が運転する車内でかかっていたスピッツの「空も飛べるはず」は今でも鮮明に覚えている。いま前奏歌いながらこのブログ書いてる。幼い微熱を〜。毎回送り迎えしてくれた母。試合にも常に応援しにきてくれた母。母は、振り返ってみてもやっぱりいつも味方。一生味方でいてくれる存在にSO感謝ベリーマッチ。
今思えば、そんなに嫌なら断ればよかったんだよな~。
きっとアラサーになった今なら自由に空も飛べるはず!
せばまんつ☆
営業勉強法
気付けば営業7年目。春から8年目。
カバンや財布にパンパンになるまで詰め込む性分だからチャックの部分が総じてちぎれてしまうおらだけど、なんとかここまでやってこれたぜ…。
ということで今日のテーマは営業勉強法!!
1社目は広告代理店、2社目はWeb広告会社、3社目はWebメディア会社。それぞれお客さんも売るものも売り方も全部違ったけれど、気付けばなんとか売れるところまで成長した気がする。いやまだまだだなぁ。
わたしはいわゆる「OJT」ってやつを人生で一回も受けたことがない。ここでいうわたしの中の「OJT」とは、先輩社員が1ヶ月間つきっきりで営業同行させてくれたり、全てイチから教えてくれるというやつである。新卒の会社では入社後座学3日、先輩の営業同行1日を経て1人で飛び込み営業いってらっしゃーい!同期で名刺取得レースね☆と社長から言われた。中途入社は即戦力でなければならないので言わずもがなである。大学の同期が大手企業に入社して「3ヶ月間ずっと先輩の営業同行だりぃ〜」って言ったときにはい・い・な!!!い・い・な!!!!!!と垂涎ものだった。
今でもたまに思い出すのは2社目に入社したときの上司の言葉だ。パンフレットなど紙媒体を扱う会社からいきなりIT業界に入ったので、用語から考え方、どうして利益が出ているの?までなにがなんだかまったくわからなかった。よりにもよって上司と2人の部署に配属。ガッツを見込んで採用してくれたようだが、家での勉強は全くしないことで定評があるあきやばしだよ?マジで勉強をなにもしなかった。もちろん職場でもちんぷんかんぷん。上司は放置。the放置。放置of放置。とりあえずなにをやればいいのかわからないので見当はずれの新規営業リストを作っていた。からの上司に聞いても放置。競合の媒体資料をドサっと渡されて読んでた。マジで今思うとあの時間はなんだったんや…。そんなときに言われた言葉。
「俺は崖から落とすタイプだから!そこから登ってこいよ〜」
獅子の子落としッ!!!!!!!
獅子は我が子を千尋の谷に落とすッ!!!!!!
新卒のときからずっとわたしの営業勉強法はとにかく場数を増やすこと。とにかくお客さんに会いまくること。そうやって足で稼いで勉強するしかないんや〜。谷を這い上がっていくんや〜!その過程でバチボコにご迷惑をおかけしてしまうこともあるけど、お客さんに勉強させていただいて今があるんや…。ハニワ金融道
ということで2社目の上司の指導方法は間違ってなかったんだなーと改めて思い返したのであった。まぁ2人部署から1ヶ月でわたしは部署異動したんだけど!!!!!!その半年後に商品自体もなくなったんだけどね!!!!!!
これからはもっと勉強したいと思う今日この頃でやんす。大人になればなるほど勉強欲が増えてくるって本当だね…!大学の時は裏シラ(学生有志が発行の公式シラバスではない裏シラバスのこと)で単位取りやすさだけで授業選んでた自分を怒っちゃうよもう まあそんな自分も愛すよぉ
せばまんつ!
好きこそものの上手なれ
その日は2時間カラオケで歌ってからスナックに行った。
門前仲町の辰巳新道。雨が降っていた。
どこのお店に入ろうか迷っていると、雨の中お婆さんが傘を差して共用トイレの前に立ちながら「空いてるよ」と誘ってくれた。だが以前から気になっていたお店があったので礼をして通りすぎた。気になっていたお店に行くともうやっていない。こうなったらあのお婆さん(ママ)のお店に行くしかない!と勇気を出して、初めてそのスナックに入ったのだ。
ママはなんと83歳。毎日スナックに立っていて、帰りはいつも0時すぎ。ワンメーターの距離だからすぐにタクシー拾って帰っちゃうのよ、と笑いながら言った。地元は千葉。築地の魚に惚れて東京に出た。旦那さんが40歳くらいのときに亡くなってしまい、知り合いの方がお店を紹介してくれた。以来ずっとここはママのお店。スナックの名前はママの旧姓、お父さんの名字。
「踊り子号」が走り始めたときに東京駅に大きく熱海へおいで!の飾り付けがされていたこととか、昔は門前仲町は職人さんの町で仕事終わりに銭湯に行きくいっと一杯やってから家に帰っていたこととか、どのお話もすごく楽しかった。
でもママ、すごいですね。なんでこんなに続けられるんですか?
「好きこそものの上手なれ!やっぱり好きだからこんなに続けられるのよぉ。好きなものっていうのはね、人間誰でも必ずひとつはあるからね。」
インターネットが大好きで、IT業界に入った。大好きなインターネットを見ていると、とかくなにかに熱量を持った人が目に入りがちだ。沼み、っていうんですかね。テレビをつけてもマツコの知らない世界で岡本夏生みたいな人が大口でおはぎを食べていたり。みんななにかひとつは好きなものがある。わたしは?そんなにひとつにハマったことがない。いまもない。お笑いアイドル漫画映画全部好きだけど熱しやすくて冷めやすい。就活のときからの悩みだった。だって消しゴムがめちゃくちゃ好きならMONOの会社に入るように頑張ればいいじゃん!なにもないからどこでもいいからどこでもいいんだよー!だから新卒では広告業界に入って「いろんな業界に関われば好きなものが見つかるかも」って探したんだよお。自分には一生好きなものなんて見つからない気がしていた。
それで、この言葉ですよ。83歳になっても好きだからやっているママの言葉。女性ひとりのお店だもん。きっとすごく大変な夜も、この日の雨なんて比じゃないくらい強い雨が降っていた夜もあったと思う。でも好きだからやれてる。カラオケのときから既に酔っぱらっていたのもあって、ママの作るハイボールが濃かったこともあって、泣いた。なんだわたしにも絶対好きなものがあるんじゃんって。きっとまだ出会ってないだけか既に出会っていて気付いてないだけ。人間ひとつはあるんだもんね!!!
と、好きこそものの上手なれ がものすごく心に響いた夜。
余計なお世話だと思いながら、背が小さいママが届かないのれんのねじれを直して帰った。
雨で扉がバタバタしてたので閉めに行ってくれたママ
だからわたしは今日もこれが一生かけて好きな唯一のものかもしれないと思って深夜までずっとスプラトゥーンをやるのです。好きこそものの上手なれ!!
三半規管激弱すぎて毎日めちゃくちゃ酔って気持ち悪くなりながら深夜に寝てる。なんなの!
せばまんつ。
サードなウェーブに乗っちゃって
昨日に引き続き旅リストを作ったのでおすすめポイントを書いていきます!
清澄白河は最近、サードなウェーブのコーヒーが話題です。工場跡地や古民家をリノベーションしてリニューアルしたカフェが多いことも特徴。それぞれのお店に内装へのこだわりが見えて、コーヒーにも個性があって楽しい。つまりサードなウェーブのコーヒーでフェイマスなプレイスで、カフェがメニーメニー。休日はキャメラをネックからぶら下げたカップルがメニーメニー。みんなカフェ巡りをしてバエーバエーなフォトを撮り、ハッピーでハートフルなフィールソーグッドになれるタウンなんです。
かなり魅力が伝わったかと思います☺️
お店についての紹介はさっきの旅リストのメモ欄に書いたので、ここでは1番おすすめのカフェを紹介!
ホテル「LYURO東京清澄」の中にあるレストラン「PITMANS」です。
テラス席の目の前に広がる隅田川が絶景。薫製料理が名物なので、薫製した肉を使ったハンバーガーとかサラダとかカレーとか…美味しい!サラダは深川名物のアサリも入っています。ビールの種類も沢山あって嬉しい!
薫製した肉、でRPG感が出ちゃったけど、景色の良さは保証します。
テラスはドッグカフェとしても利用OKなので、可愛い犬を沢山見ることができます。この前行った時はあまりの強風に、林家パー子さんみたいな髪型のフワフワな犬の毛が全て飛びそうになってた。
fukadaso cafeもいいぞぉ
気付いちゃいました?
わたしも心にキャメラをぶら下げてる。
バエーバエーな写メをインスタに載せるのさ!
せばまんつ!
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