干物女の黒歴史ⅲ

干物女の黒歴史ⅲ

自我がすっっっごい

とあるWebサービス社長の禁書目録

先日、ひょんなことからわたしが愛用するWebサービスの社長と飲んだ。
いちWebサービスに関わる者として、なんだかお話がとても面白かったので備忘のために録するよ。

その日は社長と1か月後に入社予定の未入社社員の2人、それにわたしたちユーザーが6人という構成だった。いやていうか未入社社員連れてきたのすごくない??なんで??むしろあなたもよく来ましたね!?というわたしたちの問いかけに社長はにこやかに「いやぁね、こういう人たちがサービスを使ってくださってるんだな~っていうのを知ってほしくて。」なるほど。未入社社員もうなづいたよ。未入社社員もわらったよ。

「サービス側から見てると忘れがちだけど、サービスの向こう側には1人1人使ってくださっているユーザーさんがいるっていうことを忘れないようにしないといけなくて。」

「画面の向こうには生身の人間がいる。あきやばしさんとか〇〇さんとか1人の人間がいる。」

「機能開発するときも〇〇さん喜んでくれるかなぁ~。って実際に使っているユーザーさんの顔を思い浮かべながら開発してるんです。」

 

確かに、画面を見てるとペンネームとかアイコンが出てきてインターネット上のひととして認識してしまうけど、それを打っているのだって生身の人間だもんなぁ。いまわたしは抹茶ラテを飲みながら渋谷のカフェでこのブログを書いてるけど、同じようにリアルでは会ったことないけどTwitterでリプしてくれるひともみんな実在してるんだよなぁ。当たり前だけど。

社長が作ったWebサービスはこのブログと同じように発信系のサービスで、わたしは承認欲求を満たしたくて使ってます!と恥ずかしげもなく言ってるのね。

そんなわたしに社長が「あきやばしさんには承認欲求を超えて自己実現欲求を満たしてもらえるようなサービスになれるように頑張ります!」と別れ際に言った。

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マズローの欲求5段階説(フリー素材)(今の時代どんなフリー素材もある)

承認の欲求・・・「褒められて嬉しいのが行動の動機になるのは幼稚園児かせいぜい小学生まで」という文章を見たんだけど…ェ…???アラサーだけどまだ褒められて嬉しいし褒められたときの文章永遠にスクショして読み返してるんだけど………。アラサーなのにいつまでも承認欲求をもとめ続けているよ。
でも社長の言葉でちょっと考えた。自分がそのサービスを使ってどんな自分になりたいか。成長を遂げたいか。自分にはどんな創造的欲求があるのか、同じサービスを使っている仲間たちになにが貢献できるか。表現活動を見てくれている方(たまにコメントとか投げ銭的なアレをもらったりする)に対してどんな価値を提供できるか。 考えたがやっぱりまだ自己実現したい!!!という欲求よりもイイネもらって嬉しい!!!という俗っぽい感情のほうが強いんだよなぁ………。

Webサービスを使うとき、皆が自己実現するぞー!オー!と強い気持ちで使っているわけではない。ただ楽しいから、コミュニティができるから。(=所属と愛の欲求)で使っているのもそれはそれで正しい使い方だよね。少なくとも私はそうだぜぇ。

 

オリンピック延期か…。

 

せばまんつ!