テクノロジーで解決
「あのとき、どうすればよかったんだ…」
長年ずっと思い続けていたことに解決策が見つかったのでここに記します。
あれは、今から7年前くらいの2015年の秋のことでした。前々職に入社したばかりの頃。
紙媒体メインの広告代理店からデジタル広告代理店に転職して毎日四苦八苦していた頃、会社はわたしのような未経験の中途社員を沢山採用していた。
同期も大体同じ年くらいの24歳~27歳くらいの第二新卒が多くて、大変ながらも皆でわいわい楽しい毎日だった。
みんなそれぞれ違う部署に配属されていて、わたしは自社の広告プロダクトを扱う部署にいた。
そんなある日、社長直下のプロジェクトを扱う部署にいる同期の女の子が急に真っ青な顔で相談してきたことがあった。
「どうしよう。。。やっちゃった。これ、どうすればいいと思う?」
今にも泣きだしそうな可愛い同期。
どうしたの?と聞くと、社長とクライアント役員数名との打合せに同席した。そのあと社長に資料を送っておいてと言われて送ったんだけど、先方の役員の中のひとりのメールアドレスを間違えて打って送ってしまった、とのことだった。
細心の注意を払って名刺を見ながら打ったけど間違えちゃったらしい。
一人だけエラーメールが返ってきたようだった。
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to:
ringo.sama@fruts.co.jp
banama.sama@frutsu.co.jp
mikan.sama@frutsu.co.jp
cc:
ceo@mycompany.co.jp
林檎さま 甘蕉さま 蜜柑さま
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どうしよう!と言われてから2人で悩みに悩んだ。
- 全員に再送する
- 甘蕉さまのメールアドレスを間違えたと言い全員に再送する
- 甘蕉さまのみ個別でお詫びメールと資料を送る
- こんな間違え方したって入社直後で社長にバレたらやばいよね
結局正解はなんだろう…と悩んでどうしたか覚えていない。
でもそのあともこのミスをしたあとの正解ってなんだったんだろうってたまに考えてた。
その後、また別のIT企業に転職してからは、コロナ禍というのもあり2,3年くらい名刺交換をすることがなかったのでこの悩みに直面することがなかった。
が、最近また転職して(転職しすぎ)この悩みが復活した。
打合せもリアルな場で対面が増えてきた。
営業職というのもあって、名刺をもらってすぐにお礼メールと資料を送ることは沢山ある。そんなときメールアドレスを間違えてしまったら、どうすれば・・・
と思っていたんだけど、今の会社は名刺交換をしたらすぐにSansanに名刺をスキャンすることが義務付けられていて、この悩みが解決した。
しかもSansan、取り込まれるのがめっちゃ早いの。30分とかですぐ取り込まれる!
Sansanで取り込んだ名刺はメールアドレスを画面上でコピペすることができるから、絶対に間違わない。
つまり鉄アツ=鉄は熱いうちに打て、と偉大な先輩達に教えられた営業としてのタイムロスがほぼない。コピペしてすぐにメールが送れる。
昔その人と名刺交換した社内の人はこちら!みたいなのも出てきて過去のつながりも可視化されて超便利。超便利。
あのときにSansanがあれば、あんな青ざめた顔の同期は見なくてよかったんだな。とふいに思ったのでした。同期の笑顔を増やすテクノロジー。ありがたいですねぇ。
せばまんつ☆
*1:念のためSansan株式会社で働いているわけではないです!!いや働いてますであれよ~注釈近~!!